大人になるにつれて、特に女性の多くが経験し、なんとかしたいと思っているでしょう、それが頭痛。
慢性頭痛の主なものは、片頭痛と緊張性頭痛で99パーセントを占めています。あとの1パーセントに
群発性頭痛など病的な頭痛が含まれます。このうち最も患者数が多いのが緊張性頭痛。慢性頭痛
全体の7割近くの人が日本全国で悩んでいるとされています。緊張性頭痛はデスクワーカーに多い
頭痛で、特に長時間パソコン作業をしている人に目立ちます。頭がキリキリと締めつけられるように
痛む。頭が重い感じがする。額や目の奥に鈍痛を感じる。後頭部や首に突っ張ったような感じがある。
こうした症状が、続くのが緊張性頭痛の特徴です。痛みは、仕事や家事で疲れてきた夕方ごろに
ひどくなりやすいが、朝起きた時から痛みがキツイという人も。また、頭痛と一緒に、耳鳴り、めまい、
ドライアイ、貧血などの症状が現れる場合もありますので、そういったことが続いている人は、一度、
医療機関に相談して下さい。 →「自分でできる、頭痛対策」