自律神経が乱れた時に、もっとも影響を受けるのが「血流、腸、免疫」なのです。健康な人が病気に
なる原因は、血管系か免疫系のトラブルによるのですが,どちらも自律神経と大きな関わりがあり
ます。また腸も免疫機能に深く関わってきます。「血流、腸、免疫」の3つはお互いに連動しているので
どれか1つが悪くなると他にも悪影響を及ぼしてしまいます。それを放っておくと、身体にも様々な悪い
症状や病気が現れます。めまい、だるさなどの「不定愁訴」が生じたり、血管が原因の不調にかかり
やすくなり、腸内環境が悪くなって便秘や下痢、免疫の低下にもつながります。これらの自律神経の
乱れによる症状は病院でもハッキリと見つかるのは難しいのですが、身体にはじわじわとボディー
ブローのように効いてきます。後々、本格的な病気にもなりかねません。「あれ、どうも最近おかしい
な?」と早めに気づいて自分で自律神経を整える努力をすることも、大切かもしれません。