寝ようとしても、なかなか寝つけない。夜中に何度も起きてしまう。睡眠時間は十分なのに、目覚めが
悪い。そんな人は、首の筋肉に異常がある可能性があります。自律神経は交感神経と副交感神経
からなり、それぞれに働くタイミングがあり、自動的に切り替わります。交感神経は緊張している時に
働く神経で、日頃うごいている時はこの神経が働いています。一方の副交感神経はリラックスしている
時に働く神経です。本来、睡眠時に優位になるのはずの副交感神経ですが、これが首の筋肉の異常
によって働きが弱い状態になってしまうと、興奮状態がおさまらず、疲れていても眠たくならないと
いった不眠症などの入眠障害を引き起こしてしまうのです。首の筋肉の異常を正常になるように治療
すれば、寝つきはよくなり、安眠できる可能性はグーッと高くなります。不眠症は自律神経以外にも
原因はありますが、首の治療で約75パーセントの人が完治しているという統計を出している所もあり
ます。悩んでいる方は、一度、医療機関に相談してみて下さい。→「眠りたい時は?」