顎を動かす筋肉が異常を起こして、口の開閉がうまくできなくな
り、口を無理に開けようとすると痛みが起こるのが主な症状で
す。
顎関節症の原因は、顎の骨や筋肉の異常だけでなく、首から顔につながっている胸鎖乳突
筋という筋肉が硬直したり、伸びきってしまうことが考えられます。そして、整体法では
意外な原因もあります。それは、肺などの呼吸器系統です。肺の活動に影響を与えている
背中の骨の動きが悪くなることで肺の動きが鈍ると、結果的に胸鎖乳突筋から顎へと広い
範囲で異常を起こします。ですから、背中の骨を常に柔軟に保っておくことが顎関節症の
予防にもつながります。
①向けに寝て両手を前から頭上に上げ、背骨を思いっ切り伸ばします。
②次に瞬間的にポン!!と力を抜きます。
この方法は、硬くなりそうな背骨をいっぱいいっぱい伸ばし、ポン!!と瞬間的に力を抜
いたその反動で緩める体操です。定期的にしておけば顎関節症にはなりにくいでしょ
う!!
後は、蒸しタオルなどで直接顎を温めてもオッケイです。
1度試してみて下さいね。