体温が低い状態が長く続く低体温は、交感神経が副交感神経よりも働きやすい環境の温度です。
朝、ふとんの中で体温(わきの下)を測ってみた時に、いつも36度以下の人は低体温だと言える
でしょう。低体温のままでは自律神経のバランスが崩れ、血流が滞って、免疫も低下してしまいます
ので要注意です。低体温かどうかは、体温を測るだけでなく、爪を見ても分かります。白っぽくて
明るさに欠けている爪は、低体温の可能性がある人の爪です。指先には細かい毛細血管が
たくさん集まっているのですが、血流が末端までキチンと流れていないと爪が白く薄く見えるのです。
血流がイイ人の爪は指先まで赤血球がキチンと運ばれているため、全体的に赤みを帯びています。
低体温、もしくは爪が白いかな?と思う人は、なるべく体を温めて、リラックスして副交感神経が
交感神経よりも働きやすい環境を整えてあげましょう。そうすることで、血流が良くなって、免疫力も
アップします。特に冷えが慢性化している人は、積極的に体を温めることをお勧めします。