年齢とともに女性ホルモンは変化しますが、ピークの20代を過ぎると緩やかに減少します。そして
更年期にさしかかると卵巣からのエストロゲン、プロゲステロンの分泌は激減し、閉経とともに分泌
されなくなります。ほぼ40代半ばから50代半ばまでの10年間といわれる、更年期。自律神経の
乱れで、のぼせ、ほてり、口の渇き、イライラ、人によってはうつなどの症状も起こり、心身ともに
疲れやすい時期です。そんなときの強い味方が、幸せホルモンと呼ばれる、ドーパミンとセロトニン。
ドーパミンはワクワク、ドキドキした時、分泌されるホルモン。ヤル気を促したり、好奇心を旺盛にする
ので、モチベーションを高めてくれます。セロトニンは思いっ切り笑うことで分泌が高まります。
イライラを静めて、安らぎを与えてくれます。上手に楽しみを見つけたり、リラックスする工夫を
すれば、それらの幸せホルモンの分泌を増やすことが出来ます。更年期の症状は環境やその人の
性格、受け止め方によって様々。身体のためにも、なるべく前向きに受け止めたいですね。