今回は、月経痛の予防についてです。
月経痛には、子宮筋腫などの病気によるものもありますが、整体法で診ると骨盤の可動性
が悪くなりおこると言われています。骨盤は、左右バランスよくゆるんだり縮まったりし
て、中心に力が集まっているのが理想です。しかし、左右どちらかの動きが悪くなると、
しだいに位置が狂ってきて、やがて痛みなどの不愉快な症状が出てくるようになるので
す。
こんな時には、体操で骨盤を正しい位置に引き上げましょう!
①うつ伏せに寝て、床をすりながら両足を大きく開く。
②膝を曲げて、両方の足の裏を合わせる。
③両足の裏を合わせたまま、かかとをお尻に近づける。
(この時、膝が閉じないように注意します)
④かかとをお尻に近づけたまま、つま先をできるだけ上に向けて、
2,3呼吸耐える。
1日2回(朝、晩)行うのが目安。
関節や筋肉の硬直強くてこの体操が苦しい場合、仰向けに寝て両膝を立て、足だけをゆっ
くり左右に倒して腰を回転させるだけでも、痛みの緩和に繋がります。