今回は、食べ過ぎによる肩こりの対処法です!
肩には僧帽筋という三角形の筋肉がありますが、その
上端は首から後頭部に、下端は胃の裏あたりにつな
がっています。
食べ過ぎて胃袋が膨らむと、この僧帽筋が下に引っ張られ、まず背中の上の部分が硬直
し、次に肩や首が硬直して、最後には後頭部にまで硬直が及ぶのです。食べ過ぎと肩こり
は一見、関係がないようですが、筋肉のつき方を見れば、食べ過ぎで肩がこるわけが一目
瞭然に分かります。
この肩こりを解消しようと思って、強く揉んでみたり、押してみたりすると逆に揉み返し
といってかえって悪くなることがあります。
手の三里という急所を使って解消しましょう!
①親指の付け根と肘の外側を結んだ線上の肘側、約1/4のところにある。
②その腕三里(触ると硬いスジみたいなものに触れることが出来ます)をはさみ、力を
加えたまま、小さく左右に4,5回動かしはじきます。
様子を診ながら、数分おきにやっていくと肩こりが徐々に緩和されていきます。
もし、肩こりをもとから触って楽になりたい方は、蒸しタオルを当てるといいでしょう!
この手三里のツボは、消化器系に効く急所ですので、胃腸に問題のある方など不調だと感
じたらやってみるのもいいでしょう!