関節が「ポキッ」と音がする理由が解明!〜膝を曲げるとポキポキ鳴るのは、大丈夫なの?〜

座席に座る時やしゃがむ動作をした時に
膝が「ポキッ」と音がしませんか?

特に、痛みや違和感を感じることも無いので、
そのまま流してしまいますが、、、

 

そもそも、この音。
何なのか、不思議になりませんか?

それを解明したのがカナダの研究グループ。

指を引っ張って音がなるまでの間をMRIで記録したところ、
関節の中の液体(滑液)の圧力が下がり気泡ができます。
そこから、関節にできた隙間に液体が流れ込んだ瞬間に
「ポキッ」と音がなるようです。

ここで、治療をする側から診てみると、
「圧力が下がる」
という点が気になります。
これが、関節の安定性を弱くしている可能性が出てきます。

関節が、
オフィスでよく使うイスのように、
レバーを引だけで簡単に高さを自由に変えることができる
イスの根元の部分の油圧シリンダーと同じように、

軽い力で自由に動かせるように
「筋力以外に関節内の圧力も使っている。
ということが解ります。

と言う事は、、、

ポキポキ音がするたびに、関節の圧力が抜けていることになります。
つまり、関節がグラグラになりやすい状態になっているのです。

関節を曲げるだけで、よくポキポキなる人の関節は
関節のねじれ、ゆがみでより圧力がより抜けやすい環境が整ってしまっているので、その関節は「痛めやすい」とも言えます。

例えば、
膝をまっすぐな状態で曲げると音がする人が、
ガニ股のようにして曲げると音が鳴らない場合は、
関節が外側に向いているので、痛めやすい状態になっています。

これが、「痛みが無いから大丈夫!」と思ってしまいがちな、
大きな落とし穴です。

痛みがなくても、
将来は痛みが出てくるかもしれません。

そうなる前に、しっかり治しておきたですね!

そこで、今回は、「膝を整えて痛み改善する方法」をご紹介します。

やり方
(準備)
上向きで寝た状態で、膝を曲げれるところまで曲げます。
その時に曲がりが悪い側の反対側を使います。

  1. お尻の上のあたりを中心に向かって圧を加えながらさすります。(10回程度)次に股関節を内側に向かってゆっくり回します。(5回程度)

動画:膝のゆがみ改善法

膝がポキポキ鳴るのが気になる方や
膝の痛みが気になる方は、ぜひお試しください!

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