私たち人は、日々さまざまなストレスの影響を受けています。暑さ寒さ、大気汚染などの物理的、環境
的ストレス、仕事や勉強などの社会的ストレス。病気やケガなどの肉体的ストレス、失敗や挫折などの
精神的ストレスなど、ありとあらゆるものがストレスになる可能性があります。どの種類のストレスを
受けやすいかは、年齢や性別、職種、住んでいる地域などによっても違いますし、その人の性格や
ストレスへの耐性が強いか弱いかなど個人差もあります。ストレスも軽いうちならリラックスを心がける
などで対処できますが、重く、長く続くと精神的にも肉体的にも疲労こんぱいしてしまって、自律神経の
バランスが乱れて身体にも様々な悪影響を及ぼします。初期の段階では、まだ心身に反応が生じて
いるぐらいでも、中期になってくると、かろうじて心身がバランスを取っている状態になり、末期には
ストレスに耐え切れず心身に不調が現れるようになってしまいます。中期になってくるぐらいから、
積極的に休むことが求められ、末期になると、もはや専門的に治療を受ける必要が出てくるレベル
です。誰にでも大なり小なりストレスはあり、長く続くと心身の不調も大きくなります。そうなるまでに、
医療機関に相談するなど対処して下さい。→「自分で自分のストレスを取る?」