止まらないと困る!

 

 

鼻血の原因として、鼻粘膜の毛細血管が外部からの刺激によって傷つき、出血する場合が多い。

この出血は鼻の入り口から1㎝~1.5㎝くらい奥にある鼻中隔前方の部位によるものが70%以上

で、小児の鼻血では、この部位からの出血が90%以上です。鼻腔粘膜は内頸動脈と外頸動脈の

両者の分枝から血流を豊富に受けており、この吻合部にこの部位があります。ここは、毛細血管が

多い上に、薄い粘膜で出来ているため、わずかな刺激でも出血しやすい。例えば、アレルギー性鼻炎

などで、頻繁に鼻をかむなどにより、傷をつけると鼻血となります。中高年の鼻血では、高血圧、

糖尿病、心臓病などのことがある場合に、持続性の止まらない鼻血が起こることがある。心筋梗塞、

脳梗塞の治療や予防のための抗凝固薬や抗血小板薬により、血が止まりにくくなるためであり、

頻繁に鼻血が起こる原因となる事があります。稀な原因としましては、女性の場合、代償性に起こる

ことがあります。月経時や初潮前、妊娠時などに鼻血が出ることがあるのがそれです。いずれにしても

まずは、衣服のボタンなどを緩めて安静にすることで、血は止まります。それから、心配な方は耳鼻

咽喉科へ行きましょう。  →「素早い対応が大事です。」

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