普通は筋肉が疲れて、血流が悪くなって起きるのが
肩こりだと思っている人も多いのですが、
そう単純でも無いのです、、、
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【肩こりを感じやすい原因というものが4つあります。】
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肩甲骨の動きが悪くなる。
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目の疲れや異常がある。
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肩甲骨と背骨の間が拡がりすぎている。
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胸の下が硬くなる。(鳩尾部分)
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①と②は何となく聞いた事があるとは思いますが、
肩甲骨が動きにくくなると、肩こりをよく感じる筋肉が
あまり動かなくなるので血流が悪くなるのに加え、
肩の関節も動く範囲が狭くなってしまうのも、
肩こりが起きやすい条件になります。
また、目の疲れは首や肩甲骨に影響が及ぶため、肩が疲れやすくなります。
④は胸の真ん中にある胸骨という骨のやや下の部分で、
鳩尾と呼ばれています。
ここが硬くなって肩こりがある場合は、呼吸器系が弱っている可能性があり、
姿勢が前かがみ気味や肋骨が下がっていたりと
呼吸しにくい体になっているから、筋肉を使って息をするようになります。
つまり、「肩で息をする」状態ですね。
特に問題なのが、③の「肩甲骨と背骨が拡がりすぎている」です。
背骨と肩甲骨は筋肉で繋がっています。
そしてこのバランスが保たれる事で
肩を自由に動かせるようにもなっています。
また、「今まで肩こりがあったのに、いつの間にか感じなくなった」
そういう経験がある人や本当は肩こりがあるのに感じない。という人は
この部分がとても広がっていて、逆に肩こりを感じ難くなっているのです。
肩こりの痛みに鈍感になっています。
そのままにしていると、
いつかまた、痛み出してきたり、突然肩が動かなくなる
五十肩になる肩になりますよ!
そこで、今回はとても簡単にできる、
「肩甲骨と背骨を近づける運動」をご紹介します!
- 肩こりを感じる側の
肩甲骨と背骨の間にある筋肉を、背骨に向かって圧迫します。 - そして、そのまま肩をゆっくり回します。
なるべく大きく回して肩甲骨が動くようにします。
これを2、3回行うと、背骨に肩甲骨が近づいて
肩の動きがよくなります。