梅雨 の季節は湿度が高く呼吸器が働きにくくなり、
そのせいで体が重くなったり、だるくなりやすい時期です。
体に溜まってしまった水分を汗として排泄する事ができるとよいのですが
今はどこに行ってもエアコンがあるので、汗をかいてもすぐに体が冷やされてしまい
本来出るべきだった汗が中に引っ込んでしまいます。
その程度の事なら、また汗をかけばいいじゃないか?
と思われるかもしれませんが
一度引っ込んでしまった汗は中々かきにくく、そして汗と一緒に外に出るはずだった老廃物が体の中に入り込んでしまうのです。
この現象がやっかいで
体が重い、だるい、むくむ、筋肉が痛む、妙に眠くなるなど。
頭痛、眼の奥が痛む、鼻水がる、急な下痢、ガスがたまってお腹が痛い
など、いろいろな症状を引き起こします。
汗を引っ込めたために体調が悪くなったときは
もう一度汗をかくのが一番です。
ただし、入浴などで温めて汗を出しただけでは、なかなか解消しません。
頭と頚の境目にある「頚上(けいじょう)」というところを温めると効率よく汗が出てきます。頚上は、蒸しタオルを小さくたたんで当て、8分から10分ほど温めます。
そのときに出る汗は、ベタベタした汗です。さわるとベタついています。これが、だんだんサラッとした汗に変わってきます。そうすれば汗が引っ込んでしまった影響は抜けたと思ってOKです。