貧血と聞くと、
鉄分不足。血液がうすい。血圧が低い。
などを思い浮かべませんか?
しかし、夏が終わって少し涼しくなる頃だけに
起きる「貧血」は、普通の貧血とは違っています。
まず、症状的には普通の貧血と変わらないのですが、
検査をしても、さほど悪いところが見つからない。
という点があります。
なのに、症状が出てくるのはなぜでしょうか?
それは、
腸の働きに乱れがあるからで、
夏場に、冷たいものを飲み過ぎ、食べ過ぎることで引き起こされます。
これによって、腸が動かなくなったり
あるいは、反対に動きすぎたりして、
正常な腸の動きや働きができなくなります。
また、腸を動かす神経にも影響を与えていて、
内臓の動きに関わる神経の反射も乱れています。
その他にも、エアコンなどで体が冷えて
内臓に関わる神経の一つである
迷走神経も正常な反応ができなくなっています。
なぜ、貧血になるのか、、、?
腸の動きが乱れることによって、
内臓の血液が腸に集まってしまう事もあります。
人によっては内臓血液量の
30%が腸に集まる場合もあります。
人の血液量はだいたい決まっていますから、
血液が腸だけけに異常に集まると
他の内臓に、血が足りなくなって、内臓の貧血が起きてしまうのです!
内臓に血液が必要なので、体を動かす筋肉などに
必要な血液が足りなくなっているので、血液検査をしてもそんなに悪くないのに、
”貧血”となってしまうのです。
これを改善するには、ます迷走神経の働きを
元に戻してあげるのが重要です。
【腸の働きを正常にする体操】
- 両手をバンザイの状態にします。(耳からこぶし1つ分広げて)
- 手のひらを天井側に向けてグーっと背伸びをします。(3回ぐらい)
- 次に胸の中心にある骨の下から指3本分下をグーっと押さえ、3呼吸待ちます。
- 最後に息を吸うのに合わせて、押さえていた指を離します。
最近、貧血がある方、立ちくらみがひどい方など
気になる方は、是非お試しください!