寝ていると、咳がひどくて寝ていられない!せき込むと止まらない。など、
「せき」で悩んでいる方が、今シーズン非常に多くなっています。
寝ると咳が出る方で、なかなか止まらない時に
「うつぶせ」で寝ると楽になる場合はがあります。
この場合、気管のズレと背骨の胸椎1番がゆがんでいるので
「上向き」で枕をして寝ると、余計に気管のズレと、背骨のゆがみが
強くなって、咳が出やすくなるのです。。。
============================
実は、
【気管のズレ】や【背骨のゆがみ】は、2次的なもの。
そうなる前に、もっと重要な事が起きています!
============================
咳が出る。鼻水が止まらない。
といった症状は、主に「水分不足」からくるものが多く、
体が乾燥して、水分の巡りを良くしようと、鼻や喉の粘膜の水分量が増えてしまいます。
ひどくなると、喉から出る「たん」の粘り気が強くなったり、
尿の色も濃くなります。
この状態になると、体の水分がだいぶ少なくなっているので、
たんの切れがもっと悪くなり、気管にたんが絡まりやすく、
どんどん咳も出てきて、気管支炎や肺炎の危険性が高まります。
咳が止まらない。長く続いている。と言う方は、
まず、暖かい飲み物を飲む事です。
それには、飲み方が1つあります。
ただ、ガブガブと飲むだけでは、体を素通りするだけで
吸収しません。
まずは、口に水をふくんで一度吐き出します。
それから、ゆっくり1口ずつ飲んでいくと、体に吸収されやすくなります。
【体が乾燥してきたサイン】
その①
『くちびるのカサカサ』です。これが、水分不足の初期になりますので注意してください。
その②
水分をあまり摂取していないのに、「浮腫み(むくみ)」が出る場合がありますが、これも体の水分不足からきています。
その③
他にも、冷えのぼせや、寒いのに脚の裏だけが異様に熱くなるのも
水分不足が引き起こしている場合もよくありますので、単なる温度差だけと思わない事です。
これら起きる理由は、体から水分を出さないようにする為です。
例えば、
浮腫むことで、細胞の水分を守ろうとする反応です。
これ以上、水分を無くさないように、「防御壁」みたいな役割が
“むくみ”にはあります。
カゼをひいて熱が出ると、顔がむくむ人がいますが、
これも水分不足になっている証拠です。
温かい飲み物をゆっくり、しっかり飲みましょう!
また、乾燥に対して湿度を気にする方もいますが、
湿度が高すぎるのも逆効果です。
湿度は、60%を2〜3%前後を保つのが最適です。
65%を超えると、湿度が高すぎます。梅雨の時期と同じように
体がだるくなりやすく、衛生上あまり良くありません。
最後に、水分をとる時は、まず口をゆすいでから
「温かいものをゆっくり飲む」です。
咳で悩まされている方は、まず水分をしっかりとって下さいね!