肩が下がり前かがみになり、肋骨が動きにくくなり、呼吸が浅くなり、ため息が多くなるます。また、汗をかけない人も多くなります。このような複合した場合、多くの背骨が硬直しています。
そして、そのような背骨を確認すると胸椎5番が硬直している事がい多いです。ここは汗と関係する場所です。また胸椎3番、4番も硬直しています。3番4番心臓や肺と関係しているため、硬直すると心肺機能が低下して血流が悪くなり呼吸も浅くなります。酸素や栄養が全身に行き渡りにくい状態であります。
老廃物を排出する汗も十分に出ていない為、血液をろ過し、浄化する腎臓にもかなりの負担がかかってしまいます。
これがカラダの疲労へと繋がります。
では、胸椎3番4番を硬直させ、前屈させる原因はどこにあるのでしょうか...
その根本となる原因は、その人によって大きく異なります。
例えば、僧帽筋や肩甲挙筋などへ硬直が伸びていれば、腕の疲労が原因になり得ますし、後頭部まで硬直していればストレスも関係してきます。また、日常的な食べ過ぎなどによる胃腸の疲労も前屈しやすい原因になり得ます。
あらためて生活習慣を見直してみる事が大切です。
カラダが疲れやすいのは筋力が足りないからだと思われる方も多くいます。もちろん筋力を付けようと運動をすることは良い事ですが、時としてオーバーワークになる事もあります。全身の力を抜くようにリラックスする事もお忘れなく。
今回は、リラックスする方法として『カラダと向き合う呼吸法』をご紹介いたします。
吸う時 → 背骨を意識して上から骨盤に向けて呼吸を流していく。
吐く時 → 反対に骨盤から背骨を通って頭の先から出ていく。
このようなイメージで行います。
もし、カラダに悪い所があると思うように呼吸が流れてくれません。そのような時は、何度も繰り返し呼吸を行いましょう。
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