月経痛の対処法

 

 

 

 

 

 

月経痛には、子宮筋腫などの病気によるものがあり、その場合は、病気を治さ

なくてはなりません。

しかし、病気でなくても、生理痛に悩まされることがあります。整体法でみる

と、そういう人は、たいてい骨盤の可動性が悪くなっています。

骨盤は腰椎4番の左右にあります。その左右の骨盤がバランスよくゆるんだり

締まったりして、中心の4番にきちんと力が集まっているのが、よい状態で

す。しかし、左右どちらかの動きが悪くなると、しだいに位置が狂ってきて、

やがて痛みなどの不快な症状が出てくるようになるのです。

整体法では、婦人科系統に不調がある人の場合、腸骨、あるいは骨盤や股関節

などをみます。月経痛などのトラブルを抱えてる人は、たいてい左側の骨盤が

下がっているものです。

こんなときは腸骨体操で、骨盤を正しい位置に引き上げましょう。関節や筋肉

の硬直が強くて、腸骨体操が苦しいときは、あおむけに寝て両膝を立て、足だ

けをゆっくり左右に倒して腰を回転させるだけでも、痛みが楽になります。

腸骨体操が楽にできるようになったら、恥骨体操をして骨盤の左右の偏りを整

えます。

蒸しタオルは腰椎4番のところに当てるのが基本ですが、痛みの強い場所に当

ててもよいでしょう。

腸骨体操

 

1.うつ伏せに寝て、床をすりながら両足を大きく開く。

 

2.膝を曲げて、両方の足の裏を合わせる。

 

3.両足の裏を合わせたまま、踵をお尻に近づける。このとき、膝が閉じないよ

うにする。

4.踵をお尻に近づけたまま、つま先をできるだけ上に向けて、2、3呼吸耐え

る。1日2回(朝・晩)行うのが目安。

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