梅雨も明けて夏らしい暑さになってくると
日射病・熱中症になってしまう可能性が高くなります
症状は軽い場合もありますし
場合によっては命を落としてしまうケースもあります
ですので「熱中症かもしれない」と感じた時にできる対処方法をお伝えさせてもらいます
※熱中症の初期症状としては
めまいや立ちくらみ、顔のほてり、だるさや吐き気、頭痛や筋肉がつるなどの症状です
調子は悪いけれども自力で動ける程度のときには
まずは鳩尾(みぞおち)を押さえます
熱中症だけでなく急に体の具合が悪くなったときは、鳩尾が硬くなりやすいです
左右の親指をのぞく4本指を鳩尾に当て、少し押し込むようにして押さえます。はじめは硬くて押すと痛みがありますが、じーっと押さえていると、だんだん硬さがゆるんできます。ゆるんできたら、その分だけさらに押さえていって左右に少し揺すぶります。
鳩尾をゆるめて少し気分が楽になったら、頭頂部を冷やします。
冷やす場所は、髪の生え際から少し上にいったところ。(大泉門とよばれるところです)ここに、タオルでくるんだ氷を当てます。
同時に、水分と塩分を少しずつ補給します。経口補水液などでもOKです。
上に書かせていただいた方法は軽度の熱中症の場合です。
症状が重い場合や水分を摂っても吐いてしまうような場合は、医療機関を受診する方が無難です。また、意識が無いような場合には、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。