寒くなると、手足の冷えが強くなります。
冷えの基本は、血液の流れが低下していることにあります。
特に、足の冷えが体全体に影響して
風邪をひきやすくなったり、むくみにやすい体質になります。
なぜ「足」なの、、、?
よく膝から下の筋肉の「ふくらはぎ」は、
第2の心臓と言われますが、
それは、心臓から一番離れている足先まで
血液が流れるように、筋肉が心臓のように
ポンプの役割を果たし、流れ終わった血液が心臓に戻るようにも
サポートをしているからです。
また人は立つ、座るで、より足に血液が溜まりやすく
血流が他の場所よりも悪くなりやすいのです。
そのため、足の筋肉を使って
血管を圧迫して血液をしっかり心臓に戻るようにします。
しかし、足の筋肉に何かしら問題があると
筋肉が血管を圧迫が弱くなり、血液が足に溜まります。
そこから、静脈瘤のような血管が浮き上がる現象がおきる事もあります。
これを解消するためには、
足の筋肉を正常に戻し、力が入るようにすることです。
「運動すればいいじゃないの?」と思いますが、
それは筋肉が正しく動いているのが前提です。
いくら運動しても、
筋肉が正常でなければ、鍛えることができません。
そういった理由から、
運動しても足の血流は改善せず、いつまでも冷えてしまうのです。
そこで、今回は
『足の筋肉を緩ませ血流を回復させる方法』をご紹介します。
①足のスネの横を下から膝下まで押します。
②次にすねの内側を下から膝下まで押します。
③内ももを、足の付け根→足の中心→膝の上の3ヶ所を順番に押します。
④太ももの外側を下から上に向かって叩いていきます。
⑤同じように太ももの内側も叩きます。
足先の冷えを回復させるには、足全体を動かす必要があります。
寒い日には、この体操で足の血流を良くしましょう(^ ^)