体温のもとは、体で起きる化学反応。


体がなかなか暖まらない、体温が低いという症状で
よく注目されるのが、血流です。

確かに血流が悪いと、熱が発生しませんが、、、
大切なのは、体内で起きる「代謝」です!

代謝は体で起こる「化学反応の一種」です。

食べ物が、体を動かすためのエネルギーに変わります。
これが、生命を維持するのに重要な役割になっているのです。

ここからは、化学の話ですね(笑)
化学反応は一般的には、温度が高いほど活発になります。
なので、体温が高いほど代謝は活発になって、効率が上がるのです。


体温は高いほどいいの?

では、体温が高ければ健康的で元気に感じますが、そういうわけではありません。

細胞の温度が42℃を超えると、体内の酵素系の障害が起こり始め、
タンパク質が変化してきます。
運動すると、体温は上がりますし、夏場の暑いときでもそうです。
そういった体内の変化にも、柔軟に対応できるようにするには、
体温は37度ぐらいが最適なのです。
また、免疫機能も温度が高い方が働きやすくなります。

でも、最近の調査では世界の体温は下がって35〜36度ぐらいになっているようです。
昔は、感染症などで体で炎症が起きている人が多かったから、
体温が高い人も多かったのでは。との見解です。

しかし、そのおかげで様々な菌やウイルスから守られてきたのかもしれませんね。

今回は、体温を上げやすくする簡単な体操をご紹介いたします。

①まず両腕を伸ばしてゆっくりグーパー、グーパーを繰り返します。
②次に早くグーパーを行います。
③そして肩を大きく回します。(前と後ろまわしを各10回行います。)
④次はおへその下あたりを意識しながら、足踏みをします。(その時に、足をなるべく高く上げましょう!)
⑤最後に大きく息を吸いこみ、2秒息を止めてから、ゆっくり息を吐きましょう。

動画:体温を上がりやすくする簡単運動

これを、1日に何回か行って下さい。
最後の深呼吸は、自律神経を落ち着かせる効果もあります。

体温の調節は、脳にある視床下部が関わっていますので、
呼吸で脳の働きを落ち着かせて下さいね。(^ ^)

このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr Googleブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 体温のもとは、体で起きる化学反応。
カテゴリー: 健康情報 パーマリンク
Share
Amebaなうで紹介

コメントは停止中です。