血糖値が慢性的に高くなる‘糖尿病‘、患者数は年々増加しており、日本では300万人以上いるといわれています。
糖尿病の原因であるとされているのは、高脂肪・高カロリー・食物繊維不足などの食生活や、運動不足、ストレス、睡眠不足、喫煙習慣などの生活習慣の乱れなどです。
整体的にみてみると、糖尿病の傾向がある人の体では、背骨のうち、頸椎4番、胸椎の8番・9番が硬直を起こして、可動性が悪くなっていることが多いです。
特に胸椎8番・9番は血糖値をコントロールしている膵臓と関係しているので、この周辺を調節してやると、膵臓の機能を高め、糖尿病を予防することができます。
今回は膵臓を強くする体操をご紹介します。
1.まずうつ伏せになり、両脚は肩幅より少し広く開いて、両手は頭上に伸ばします。
2.頭を上げ、左手の方を見るように少し曲げます。
3.膵臓の位置に力を集めるようにイメージしながら、左手と右足を伸ばし、同時に上半身を起こします。