人には、重力に対抗する筋肉があります。
それが抗重力筋というものです。
例えば、まっすぐ立つときに、支えになる筋肉などで、
この時に、体をしっかり伸ばしている筋肉を「伸筋(しんきん)」とも呼びます。
伸筋は、体を支える、関節を伸ばすだけのようなことだけでなく、
頭脳にも関係があります。
そもそも、人の体はまっすぐ立った状態でも
左右に体を揺らしています。
それは、片方ずつ使うことで、足への負担を減らしているだけでなく
揺れることで血管のポンプ作用を働かせる役割もあります。
これによって、血流を心臓だけに頼るのではなく、
血管もしっかり動いて足先から頭の先まで血液が流れるようになるのです。
今回は、海の中のこんぶのようにゆっくりユラユラする体操をご紹介します。
これで、体の疲れを癒すだけで無く、脳の働きも良くする作用もあります。
①まっすぐに立ってバンザイをします。
②その体勢でゆっくり体を左右に揺らしていきます。
・最初は、動かす幅は狭く、徐々に広くしていきます。
③次に前後にゆっくり動かしていきます。これも最初は、動かす幅は狭く、徐々に広くしていきます。
④最後に背伸びをして終わりです。
②その体勢でゆっくり体を左右に揺らしていきます。
・最初は、動かす幅は狭く、徐々に広くしていきます。
③次に前後にゆっくり動かしていきます。これも最初は、動かす幅は狭く、徐々に広くしていきます。
④最後に背伸びをして終わりです。
※ゆっくり動かすと伸筋に効果があり、早く動かすと曲げる筋肉(屈筋)に効果があります。
動画:ゆらゆら背筋を緩ます体操