眠りにくい、眠りが浅い、夜中に目が覚めるなど不眠は女性の中でも多い症状で、40代の閉経前から
感じる人も。月経前はいくら寝ても寝足りないと感じたこともある人は多いはずですが、実は
女性ホルモンの変動と睡眠には関連があるとされています。月経が不順になるなど、
女性ホルモン不足による症状がある状態で始まった不眠は、ホルモン療法も効果があります。
日本は世界の国々と比べても睡眠時間が短いと経済協力開発機構が言っており、中でも
寝ていないのは40代の女性とされています。睡眠薬に頼ってしまうこともあると思いますが、
あまり早い年代からそれを使うとやめにくくなってしまうので、まずは生活を見直し、良い眠りの
とれる習慣をお勧めします。例えば、朝は日光を浴びて体内時計のスイッチをリセットし、
出来るだけ朝食をとって下さい。昼は体を動かし、夜ゆっくり入浴すると、脳もリラックスして
休息モードになります。布団の中や近くにスマホなどを持ち込まない事もお試しください。
年齢とともに、睡眠のパターンが変わってくることもあるので、眠ることについてそんなに
こだわらないことで、むしろ気が楽になり眠られる場合もあります。色々とやらないといけないと
思わず、気楽にお願いします。