動悸は血管運動神経症状の1つで、自律神経失調や不安症とも関連するとも言われています。
夜、布団に入るとドキドキが強くなり、「このまま息が止まったらどうしよう」と眠れなくなってしまう
人もいます。動悸がある時、脈をとると実際に1分間に100回以上の頻脈になっていることも
ありますが、1呼吸で4脈であれば問題ありません。もし、それからはずれていたり、あまりにも
動悸の時間が長かったり、胸の圧迫痛がある時は、循環器内科などで検査を受診して下さい。
胸の痛みは心臓だけではなく、逆流性食道炎や胃炎、肺や気管支、喉の炎症が原因のことも
あります。一方、検査を受けてそういった病気が無い場合、精神的な不安やストレスが原因で、
動悸や息苦しさ、喉のつかえが起きていることもあります。ストレスの原因は置かれた状況や、
その人の気質によって違います。子どもや仕事の付き合いで苦手な人に会うとか、夫の実家に
帰省する前に、動悸や胸のつかえを感じる人もいるようです。