人体は乾燥して、水分が不足すると、静電気がたまりやすくなります。そして、乾いた体は支えるために捻れてきます。例えると、ぞうきんを絞った状態です。
捻れた体を調整するのに、無意識により捻ったり、足を組んだりしてしまうのです。
帰宅中、電車の窓に映っている自分の姿を見てみてください。他に座っている人や立っている人も見てみてください。
しぐさやクセによって、その人、その人の解消をしています。
いくつか、紹介してみましょう・・・
まず、「腕組みをしている人」は、胸に緊張がある人です。腕組みをすることによって、胸の緊張をゆるめ、リラックスしようとしています。
次に、「腰に手をあてている人」は、骨盤が上に持ち上がりやすい人で、頭ものぼせやすいため、そうやって、解消しようとしています。
次に、座っていて「上下に貧乏ゆすりをしている人」は、腰椎や仙骨の動きが硬いのを解消しようとしていて、また呼吸も落ち着いてきます。
次は、「左右に貧乏ゆすりをしている人」は、骨盤の緊張や疲れをとる動作です。
そして、「捻って座っている人」は、捻れている体の緊張を、捻ることによって解消しようとしています。
これらは、整体的に見た結果です。こうしたさまざまなしぐさやクセ・動作に表われてきます。ちょっと観察して見てください。
動画はコチラ→人のしぐさやクセでわかる体の状態(ミュージックステーション編)