5月になると、「体がだるい」「疲れがとれない」と毎年よく聞きますが、何故、そのようなことがおこるのか?
それは、春というのは体がどんどんゆるんでくる時期、すなわちテンションの下がってきやすい季節なのです。
だから、体のほうから見れば、本当は入学・就職・転勤・引っ越しといった環境が大きく変わるような状況には向いていない時期と言えます。
しかし、実際には、入学や就職などは4月に多く、体の反応とは裏腹に緊張を強いられることが多いです。だから、その反動が5月にドッとでるということですね。
現在、日本の4月新学期制度は明治のはじめに決められたことらしいのですが、体的に言えば、秋の終わりから冬ぐらいにそういうことがあれば、「五月病」みたいなものにかかる人も、ずっと減ると思います。