冬は布団が気持ち良くって、なかなか起きる気にならない人も多いと思います。
私もギリギリまで寝て、朝食はいいからその分寝かしてという感じなのですが、今日はその朝食を抜くと、体がどんな感じになるのかという話をします。
起床時というのは、血糖値が低くなっています。朝食を食べないと昼まで血糖値が低いままで、しかも、カロリーが足りないので、その状態とバランスを取る為に、次に基礎代謝が下がってきます。ある意味、半分冬眠のような感じになります。
でも、人間は冬眠しないので、こういう時は、肝臓に蓄えてあるグリコーゲンを分解してエネルギーにかえます。しかし、グリコーゲンを分解するのにアドレナリンが必要なので、交感神経が緊張します。その結果、血管が細くなって血圧が上がり、イライラしやすくなります。こんな感じで仕事や勉強をしても、いい結果が出るような気がしないですよね。
それに、食事を抜くと太りやすい体質にもなります。長い時間空腹でいると、身体は「次、食べ物が入ってきたら、いつもより多めに蓄えておこう」という反応が起こるからです。
朝はコーヒーだけという人が多いと思うのですが、少しでもいいので食べて下さい。きっと仕事の能率も上がるはずです。