今日はのぼせについてなのですが、毎年大体この時期ぐらいから、冬の体から春に向けて対応できる体へと変化してきます。また、1年の中でも、体のバランスがリセットされる時季でもあります。
その変化にうまく対応できないと、いわゆる、のぼせるという状態になります。のぼせると、ボーっとして集中力もなくなり、続くと結構辛いのですが、原因は首と胸のつなぎ目にあたるところの背骨(胸椎1番)が捻れるので、流れが悪くなり、頭だけが熱いのぼせの状態になり、結果、下半身は冷えるということになります。そうなると、風邪もひきやすくなり、アレルギー症状も起きやすくなります。
こういう場合ののぼせは、頭を冷やしたり、下半身を温めても、あまり解消しません。原因は首と胸のつなぎ目にあるのですから、背骨の胸椎1番にアプローチしなければ効果がありません。
簡単な方法は、ホットタオルを作ってもらって(濡らしたタオルをビニール袋に入れて、電子レンジで30~40秒程温めたらホットタオルは作れます)そのホットタオルを、胸椎1番にあてて温めるだけです。それを数回繰り返して下さい。(胸椎1番の位置は、首を前に倒した時に1番飛び出す首の骨のすぐ下です。厳密じゃなくても、その当たりならいいです。)ホットタオルを熱くしすぎないようにして、やけどには十分気を付けて下さい。
効果を出すポイントは、タオルの熱が冷めきる前に交換することです。冷めたタオルをいつまでも当てていると、逆に冷めて良くありません。