紫外線に長時間あたると、皮フが早く老化してシミやシワが増えていきますよね。ですから、紫外線対策は重要です。
しかし、お肌への紫外線対策はバッチリでも、目から入る紫外線も防がないと、メラニン色素の生成が促進されて、肌が黒くなる可能性がありますので注意しないといけません。
それに目とは脳の一部が飛び出した器官ともいえるので、目に入った強い紫外線は脳神経を興奮させて頭痛や疲労感などを起こす原因にもなりますので、気を付けて下さい。最悪の場合、運悪く脳内に潜伏していたヘルペスウイルスが活動を開始してしまうと、それを免疫系が退治する過程で脳の神経細胞が破壊されて、「慢性疲労症候群」という身体が動かなくなるような状態になることがあります。まぁ、まれですが。
それと、目の網膜は身体の中でもすごく酸素が必要なところで、例えば出産後や出血するような病気、あと生理の時など血液が不足している時は、特に目に対する紫外線対策はしっかりした方がいいです。
対策は、ありきたりだけど素肌に直接日光が当たらないようにする。まぶしさを感じたらサングラスをする。ということでいいのですが、でも骨や歯などを形成するビタミンDを生成するのには太陽光が必要なんですよね。
食事やサプリメントだけでは補いきれないのが現状なのです。
本当に体のことを考えた紫外線対策って、そこが難しいですよね。
健康を考えると、何でもやりすぎや偏りはよくありませんので、ほどほどにお願いします。