それは、「貧乏ゆすり」です。
悪い印象のある「貧乏ゆすり」ですが、あの長嶋茂雄や手塚治虫も「貧乏ゆすり」でも有名でした。実は、集中しているサインなのです。
整体的に説明しますと、「貧乏ゆすり」も2種類あって、「上下方向」と「水平方向」に分けられます。
1. 脚を上下方向に揺する動作をするのは、落ち着かないとき、イライラするときに気を落ち着かせるための行動で、歩き回りながら考えたり、気を落ち着かせようとするのと同じです。
上下に揺することによって、呼吸に連動する「仙骨」の前後運動を滑らかにすることによって、深い呼吸ができます。結果として下腹部に力が入り、集中しやすくなります。
2. 水平方向に膝を開閉する動きは、「骨盤」-特に「腸骨」の余分な緊張をゆるめ、呼吸に連動する腸骨の開閉運動を滑らかにすることによって、深い呼吸ができます。結果として骨盤が引き締まり、下腹部に力が集まり=集中力が高まります。
ただし、わざとやってもあまり効果はありません。
集中はカラダが勝手にするのがいいのです。
押えつけなくてもいいのです。
女性も憚ることはありません。
「貧乏ゆすり」 落ち着きないしぐさは落ち着こうするしぐさ。
動画はコチラ→「ぺ先生が集中して描いてるものは?」