以前、足の親指がもう痛くてどうしようもなくて担がれて来院された方がおられたのですが、明らかに痛風の痛みなのです。本人は初めての痛みなので、不安がられていましたが、1回目の痛風の痛みは比較的取れやすいので施術をしました。
痛風って昔は贅沢病だと言われていましたが、そうではなくて食べ物の中に入っているプリン体が原因です。ご存じの方多いと思いますが、プリン体は体内で尿酸に分解されて関節で結石を起こすので、足の親指の付け根や足の関節に非常に強烈な痛みを引き起こします。
プリン体は特に魚の卵に多く含まれていて、その方に話を聞くと、いくらと明太子が大好物だと言っていました。例えば、にわとりの卵を1プリン体とすれば、いくらは約100プリン体、明太子にいたっては10000プリン体が入っていると言われています。
もともとは、プリン体は生物の種族保存の為に外敵に食べ尽くさせない為に仕組まれたものなので、食べ過ぎると体をこわしてしまうのです。
でも、相当痛いみたいですね。私はなったことがないので実際の痛みは分かりませんが、字のごとく風がふいただけでも痛いって言っていました。