骨盤と聞けば、骨盤ダイエットとか骨盤矯正とか、最近流行ったのは骨盤マクラなど、書店へ行けば骨盤に関わる本なども結構ありますよね。色んな分野で様々な理論で骨盤のことが説明されていますが、全てにおいて結局言われているのが、「骨盤の歪みが原因なのですよ」ということです。
骨盤とは体の土台とも言われているので、ここが歪むことは体にとってもちろんいいことではありません。ここの歪みが全身へ波及していって様々なところに痛みを出すことも少なくありません。
そもそも歪みとは何なのか…?
歪みとは、その人の歴史です。現在表われている歪みは単一的なものではなくて、体の偏った使い方によって、右に捻れたり、左に捻れたり、前に歪み、後ろに歪みと、色々経過した上での今なのです。だから、現在の歪みを取っても、次に1つ前の歪みが現れてくることも珍しくありません。
例えば、現在現れている腰痛が3つ前の歪みが原因なら、そこまでさかのぼってその歪みを取れば痛みは消えるということが言えます。
だから歪みとはその人がどの様に体を使ってきたかという歴史でもあるのです。これは骨盤だけじゃなく背骨や全体に対しても言えることです。
ただ、骨盤は全身に対して影響が大きいので、日頃から正しい位置に戻しておくようなケアはされたほうがいいと思います。なぜなら、仮に何か症状が出た時も、ひどくならずにすむ可能性が大きいからです。