ヒトは緊張すると、咀嚼筋(そしゃくきん)や首のまわりの筋肉が縮みます。疲れるということは、これらの筋肉が緊張しっぱなしになり、固まってゆるみにくくなるということです。
そこで、口を大きく開けて「あくび」をすると、咀嚼筋はストレッチされ、首の横、後ろ側の筋肉がゆるむのです。また同時に、鳩尾や背中全体の緊張もゆるみます。涙もたくさん出る方が良く、胸もほぐれて、気も鎮まります。「寝つき」の悪い方に効果がでています。
では、「あくび」を出す方法を紹介しましょう。
方法1 唇を閉じる方向に(鼻の下を伸ばす感じで)力を入れながら、顎は反対に大きく開く方向に動かします。
方法2 息を吐きながら思い切り背中を反らす=伸びをする
方法3 ①あお向けになり、膝と肘を曲げ、手首・足首をぐっと反らす。
②手首・足首を反らしたまま、膝と肘を伸ばしてゆく。(片足ずつでも両足でも、手と足が別々でもいい)
方法1・2・3をしてみて、あくびが出たくなってきたら思い切りあくびをしてください。
ぜひお試しください。
動画はコチラ→「実技篇 ぺ先生ver.」