皆さんは過呼吸になったり、周囲の人が過呼吸になった場面に遭遇した事はありますか?
呼吸が激しくなり、胸を締め付けられるよう苦しさ、身体がしびれ感覚が鈍くなり、意識が朦朧となり、動悸や頭痛を伴い、意識を失うケースも・・・。
発作は突然起こり、本人も、周囲の人達も驚き、そして不安になってしまいます。
過呼吸になった時の対処方法は・・・
と聞かれると、皆さんはどんな想像をされますか?
紙袋やビニール袋を口に当て・・・
ですが、その方法によって窒息事故が起きていた事を皆さんはご存知ですか?
なので今回はより安全な対処方法と、日頃からの対策方法を紹介させていただきます。
発作が出てしまった時は
・まず、息を吐く事を意識しましょう。
・10秒程かけて1回の呼吸をするように意識します。
(3秒吸って、6秒程吐いて、少し息を止め、3秒吸って、6秒吐いて・・・)
息を吐く事を意識するのは“血中の二酸化炭素不足”を解消するためです。
過呼吸になっている時、血液中は
酸素>>>二酸化炭素
となっています。
息を吸う→酸素を取り込む
息を吐く→二酸化炭素を出す
ですので、息をゆっくりと吐く事で二酸化炭素を血中に留め、過呼吸が収まりやすくなります。
日頃から出来る過呼吸の対処方法は・・・
天突というツボを刺激します。場所は鎖骨と鎖骨の間です。
この場所を斜め上45°ぐらいから軽く押さえます(3呼吸程度)
天突は呼吸に関係するツボで、過呼吸だけでなく喘息や気管支炎、いびき等にも効果があります。
毎日続けることで過呼吸の予防になります。
皆様もぜひお試しください。