背骨の中の「腰椎4番」にこれから説明する運動によって弾力がつくと、骨盤がゆるもう(=広がろう)としているときに(過労のときや生理のときなど)骨盤はゆるみ、身体が集中を求めているときは骨盤が引き締まる反応をします。
[骨盤引き締め法]
① あお向けに寝て膝を立てる。
② 静かに膝を開閉する動きをしてみて、膝がなめらかに動きやすいポジションに足を置きます(人それぞれ、あるいはコンディションによってもポジションが変わる)。
③ 呼吸(自然なテンポで)に合わせて膝を閉じたり開いたりする。
a.広げるときに息を吸い、閉じてるときに吐く。
b.閉じてるときに息を吸い、開くときに吐く。
aまたはbのうち、人によって、またそのときのコンディションによって、やりやすい方をしてください。途中でabが自然に入れ替わってもいいです。
④ 「血海(膝の上内側)」というツボ同士を近づけ(くっつけ)たり、離したりするように意識してもいいです。
⑤ 腰や下腹、首などが温かくなれば、成功です。
また、この運動は「便秘・生理不順になりやすい人」「慢性的に足腰が重い人」「肩の後ろ側から首にかけて凝る人・眼の奥が重く、頭も痛くなる人」「冷え症の人」にも効果的です。
カンタンなので、ぜひお試しください。
動画はコチラ→「すぐわかる!実演篇」