老化による「変形性膝関節症」が最近とくに増えています。これは、ひざがはれる、水がたまる、動かすたびに音がするなど、運動機能をいちじるしく低下させます。と同時に、腰痛や太ももの痛みを引き起こし、歩行困難にもなります。
とくに、階段の上り下りに苦痛を伴い、ときには座ることができなくなることもあります。
では、自分でできる治療法を紹介します。
①足を投げ出して、座ります。
②まず、痛くない方の膝の左右の「膝眼穴」に両親指をあてて、残りの四指を膝の真裏に回して膝を握ります。
そして、静かに足の屈伸運動をおこないます。(3、4回)
③次に、はれている(痛みのある)膝の両側に手のひらをあてて、指先を組み合わせ、左右の「膝眼穴」を手のひらで包み込み、両親指は膝蓋骨(お皿の部分)の太もも側にあてがい、ピッタリ密着させます。
そのまま、ひざを手のひらで、ジーっと包み込んでおきます。(2、3分間)
④しばらくすると、包み込んでおいた部分が温まり、拍動が手のひらに感じられれば、成功です。
カンタンなので、ぜひお試しください。
「膝眼穴」の場所がわかる動画はコチラ→「0分31秒から」