今回は、「乗り物酔い」したときに自分でできる治療法を紹介します。
まず、「乗り物酔い」とは、振動による身体の平衡感覚の乱れが、自律神経に作用して、胃腸などに不快感を与えることです。体調が悪いときなどは不快感がさらに強まります。次のような治療法を試してみて下さい。
「自分でできる乗り物酔い体操」
1. 正座または、あお向けになり、両腕を曲げて、こぶしを握り、肘を側胸部につけ、こぶしは肩にしっかりとつけます。
2. 息を吸いながら、肘と肩を後ろに引き、胸を張って背すじを伸ばします。
3. 息を吐きながら元に戻します。
4. これを、2から3呼吸の間をおいて、3回くり返します。
この治療法で、肩甲部と脊柱の緊張がほぐれ、気分が爽快になります。
カンタンなので、ぜひお試しください。
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