今回はあさひ鍼灸整骨院の荒木がお送りします。
体というのは、四季ごとに少しずつ変化していきます。
秋の体は非常に細かい変動が多くなります。 その理由は体が冷えることにあります。
たとえば、同じ気温16℃でも、春先ではストーブを入れていますが、秋はストーブを入れなくても寒くありません。 これは体が夏の暑さを覚えているからです。
同じ気温16℃でも春の感じと秋の感じでは、全然違います。
秋は夏の暑さを体が覚えているので、冷えてきても意識しません。 意識しないまま冷えていくから、体が異常を起こすのです。
もっと寒くなってしまえばそんなに体は冷えないのですが、実は秋になる頃が一番冷えるということです。
その冷えの影響を一番受ける体の場所は首です。 首の冷えが一番からだの異常を起こします。
この時期の冷えの異常は、
体のむくみ(特に足)、胃酸過多、胸の痛み、背中の痛み、首が回りにくい、などがあります。
これらの症状があるようでしたら、一度蒸しタオルを首に4~8分ほど当ててみてください。
それで症状が改善されるようでしたら、首の冷えからによるものです。
改善されないようでしたら他からの原因が考えられますので、一度各院までご相談くださいね。