今回は東洋医学からみた花粉症の症状別の解消方法を紹介します。
症状を大きく3つに分けて説明します。
①鼻にくる場合
鼻にくる場合は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりがおもな症状です。多くの場合、寒気を伴い、肩こりや頭痛を訴えることもあります。寒気を解消する食材として、「長ネギ」「ショウガ」「クズ」「ハッカ」などがおすすめです。
②気管支にくる場合
気管支にくる場合は、のどの不快感と咳がおもな症状で、寒気を伴うことが多いものです。こういう症状を取り除く食材として、「シソ」「ギンナン」「ユリ根」を摂ると効果的です。
③ 目にくる場合
目にくる場合は、体が熱っぽく、目が充血してかゆくなります。体の熱を冷まし、炎症を取り去って、不快な症状を改善することを目的とする食材は、「菊花」「クコ」が適しています。また、一日二回は目を洗うことをおすすめします。ただし、水道水は塩素がきつく余計に刺激してしまうので、市販の洗浄液を使うほうがいいでしょう。
花粉症などのアレルギー症状を持つ人は、血を汚す食べ物や刺激の強い香辛料を避けることが基本です。全般的に甘味と辛みは粘膜を充血させやすくするので避けるべきです。甘味のものとしては洋菓子、和菓子問わずして黒砂糖やハチミツもいけません。
参考してみてください。
動画はコチラ→「先生と助手編」