あさひ鍼灸整骨院の荒木です。
今回は体が出すサインについてお話しします。
よく口内炎ができる方がいらっしゃいます。 口は消化器(食道、胃、腸など)の中で最初の入り口になります。
その口に口内炎ができるということは、これ以上食べ物が入ってきたら胃と腸が困りますよ、というサインです。
口内炎とは口の中に炎症が起きて、円形や楕円形の潰瘍ができる症状です。 これは胃の調子が悪く、胃酸が出過ぎたりしたときにもよく起こります。 そして、口唇ヘルペスができたりするのも、胃の調子が悪いサインです。
とにかく、胃にものをあまり入れないでというサインですので、口内炎ができたときは食事の量を減らして胃を休ませてあげてください。
そして、嗅覚が鈍くなるときもあると思います。 いつもと違ってニオイがわかりにくかったり。。
そういうときも胃腸を休ませてあげるサインでもあります。 人間の食欲を刺激する嗅覚を鈍らせて、食への欲求を抑えようとしているのです。
人間の食欲は視覚や嗅覚に左右されます。 目で見ておいしそうとか、おいしそうなにおいであるとか。 逆に言えば、食べ物を見てもおいしそうであると感じなかったり、においがしなくなったら無理をせずに胃腸を休ませるようにしてあげてください。