花粉症は、時期が過ぎ去れば終わりと考えがちですが、実はそうではありません。花粉症の後遺症として「蓄膿(副鼻腔炎)」が最近増えています。
蓄膿症は、副鼻腔内の粘膜に細菌が繁殖して炎症が起こり、膿汁がたまる病気です。この病気にかかると、頭重や頭痛に悩まされ、鼻づまり、鼻汁が多くなる、などの症状を呈します。思考力や臭覚もにぶくなります。
酸性体質と関係がありますから、蓄膿症の治療には、まず日常生活の改善が大切です。
改善その1 動物性たんぱく・脂肪・白砂糖・酒・香辛料などの酸性食物、刺激物を避ける。
改善その2 海草・野菜・根菜・植物油・小魚・のりなどのアルカリ性食品、カルシウム分をとる。
改善その3 腹八分を守り、食後は必ず30分以上の休息をとる。
改善その4 夜は10時に休み、睡眠を十分とる。
蓄膿症、放っておくと、全身の倦怠感、睡眠時無呼吸症候群、食べ物の香りや味がわからなくなるなど、体に様々な異常が出てきてしまい、最悪の場合、手術しなければならないこともあります。
なので、ぜひ参考にしてみてください。