今回は、「腕から肩へ」疲労が伝わる肩こり解消体操を紹介します。
まず、手首から先の筋肉は細かいものが多く、おのおのが連携して動いているため、非常に疲れやすいということです。
また、原因が日常生活に欠かせない家事や仕事だと改善が難しい・・・
そこで、今回の体操のポイントは、背骨の弱った部分に活力を与える、です。腰をロックしたのち、肩周辺の筋肉を刺激し、腎臓系の神経にも働きかけます。肩こりだけでなく、痛風や糖尿、関節リウマチなどにも効果があります。
(手順)
① 足を肩幅に開いて、膝を伸ばしたまま、お尻をやや後ろに突き出す。
② 腕を伸ばしたまま、手のひらを正面に向ける。(手のひらは肘から回す。こうすることで上腕や肩の筋肉が連動し、肩甲骨が内側に寄る)
③ 体幹や脚は動かさず、腕を肩の高さまでゆっくり上げる。(小指が先行するように腕を上げ、指先まで伸ばすと腰と腕の力が背中側でつり合って、弱った背骨に力が集まる)
④ 姿勢をキープしたまま、手を左右交互に指先方向へ伸ばす。(指先から引っ張られるようなイメージで。伸ばしたときに椎骨が刺激されるのを確認する。腕を動かすときに体を捻じると腰の力が抜けるので、注意する。)
終了後、大きな呼吸ともに背骨の下部に安定感が出ればOKです。
ぜひ、お試しください。
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