胸が痛い!脇の下が痛い!ズキンズキンという痛みが突然やってくる・・・それは「肋間神経痛」かもしれません。
肋間神経痛とは、肋骨と肋骨の間に背骨から出ている肋間神経が何らかの原因によって圧迫され、しびれや痛みを出すものです。
症状は、個人差もあるのですが、声を出すたびに激痛が走ったり、咳や深呼吸で痛みが出る場合もあります。
原因はさまざまですが、慢性的な疲労や呼吸器の機能低下で肋骨の可動性が悪くなり、体を前屈して肋間がつまり痛む場合があり、そのようなときの解消体操を紹介します。
(手順)
① あお向けになり、右手で左手首をつかむ。(腰は反り、アーチをつくる)
② ひじを伸ばしたまま、手が床につくまで上げていく。(肋骨を持ち上げるようにして手を上げる。手が床に近づくごとに肩甲骨は引き寄せられます)
③ つま先を重ねて、脚をかかと方向に伸ばす。腕もまっすぐ伸ばしておく。(つま先だけひねるのはNG、脚全体を内側に回すようにする)
④ 右方向へ”C”の字を描くように曲げる。これ以上曲がらないところで静止し、10秒キープ。(曲げるときは腰からではなく、肋骨が伸びるように意識する)
⑤ 一気に力を抜く。反対側も同様におこなう。
もし痛みを感じたら、無理に曲げないこと。痛まない程度まで曲げるうちに、だんだん曲がるようになってきます。
終了後、下腹部まで大きな呼吸が入ればOKです。
かんたんなので、ぜひお試しください。
動画はコチラ→「ぺ先生のコツ付」