慢性疲労とは、正式には「慢性疲労症候群」と呼ばれ、心肺や腎臓などの機能低下が回復しきれない疲労を生み出し、また疲労感が続く。
原因は不明ですが、胸椎3番は肺へ、胸椎4番は心臓への神経が出ていて、これらが硬直すると慢性疲労につながります。
なので今回は、「胸椎3番・胸椎4番を刺激する体操」を紹介します。
(手順)
① あお向けになり、体をまっすぐ伸ばす。(腰は反り、アーチをつくる)
② 腕を伸ばしたまま上げ、そのまま頭の上へ。(肋骨が持ち上がっているような感覚で)
③ 腕を指先方向へ伸ばしながら、手のひらを外側へ回す。(肩甲骨が内側に寄り、軽く胸が開く)
④ 腕を肩幅までせばめ、指先方向へ交互に伸ばす。(背中側に力を集めるようにイメージしながら動かしていく)
⑤ 腕をゆっくり開いていく。引っかかりを感じるポイントがあったら、そこで停止、指先方向へ伸ばす、10秒間。(背中に集まった力は抜かず、床をこするように腕を開いていく)
⑥ 腕を頭上に戻し、④と同じように腕を交互に伸ばす。
⑦ ひじを曲げつつ、ゆっくり手を下ろしていく。(10秒ぐらいかけて、ゆっくり下ろす)
⑧ これ以上、下りなくなったら、ひじから先をゆっくり下ろす。(小指は床から離れないように)
⑨ 気をつけの姿勢になったら、体幹→手首→足首の順に力を抜く。
終了後、下腹部まで大きな呼吸が入ればOKです。
今回は手順が多いですが、動画を参考にしてもらえれば簡単なので、ぜひお試しください。
動画はコチラ→「ぺ先生、おもわず・・・」