手足の冷え(冷え症)とは、足腰に不快な冷たさを感じるが、皮ふの表面温度はほとんど変わらない。頭痛やのぼせ、冷や汗、めまい、イライラ、下痢などを併発。血栓や動脈硬化が疑われるケースもあります。
原因として、体の状態やクセ、ストレスから循環器と発汗、体温調整に関わりの深い背骨の胸椎1番から5番までが広く硬直する。
なので、今回は胸椎や胸骨を刺激する体操を紹介します。
(手順)
① ひざ立ちになり、手のひらを上に向けて指を組む。(指の組み方は、指を伸ばして組んだら、第二関節で引っかける感じで指を曲げる)
② 肋骨を持ち上げるよう意識して、腕を頭上へ上げていく。(無理に背中を反らしたりせず、肋骨をグッと持ち上げるようなイメージで)
③ ひじを曲げていき、指を組んだまま、手のひらを後頭部にあてる。(胸が開く感覚と、胸に力が集まる感覚があればOK。脇に力が入るのはNG)
④ ひじを左右交互にゆっくり伸ばして、10秒キープ。その後、一気に力を抜く。(左右どちらかの力が強いと、体が引っ張られてしまい、効果がなくなる)
終了後、大きな呼吸とともに胸を張るような感覚があればOKです。
かんたんなので、ぜひお試しください。
動画はコチラ→「ぺ先生の「ボケ」付」