夏には、便秘が起きやすい・・・。感覚的に共感できる人は多いと思いますが、医学的にも夏の便秘メカニズムは解明されています。夏の汗が体の水分を奪い、便が固くなるために生じる便秘。あるいは、過剰な冷房で腹部が冷え、腸の動きが鈍化して生じる便秘。これらの2種類が夏の便秘として確認されています。
今回は、単純な動きですが、直腸をしっかり刺激し、蠕動運動を活発化させる解消体操を紹介します。
(手順)
① あお向けになり、ひざを立てる。
② 右ひざだけかかえる。(手には力を入れず脚を押えるストッパーに)
③ 左脚を上方向へ伸ばす。(脚を上げることで直腸を圧迫し刺激を与える)
④ ひと呼吸おいてから、左脚を伸ばしたまま下ろしていく。(つま先はまっすぐ伸ばす。この段階で自然に腰が反ってくるとよい)
⑤ 外側へ少しずつ開くようにしながら、ゆっくり10秒ほどかけて左足を下ろす。(直腸は左下腹部から肛門へと伸びているので、そこへ力をかけ続けることが大切)
⑥ 足が床についたら、2呼吸待って力を抜く。②~⑤を数回くり返す。
終了後、下腹部まで大きな呼吸が入ればOKです。
かんたんなので、ぜひお試しください。
動画はコチラ→「ぺ先生のウソみたいな話」