運動の秋、ウォーキングやマラソンをされている方をよく見かけます。しかし、骨盤が後傾している人は太ももの裏の大腿二頭筋も硬く弱くなるため、歩幅が狭まりやすく、足が重く感じたり、さらにムリをして肉離れになる恐れもあります。
そこで今回は、「骨盤の挙上」と「太ももの裏を刺激」するW効果が得られる体操を紹介します。
(手順)
① あお向けになり、ひざを胸に近づける。ひざ裏を軽く伸ばすようにして脚を上げる。(脚は、まっすぐ伸ばそうとすると力が入り、太ももの裏が緊張して伸びにくくなる)
② 上げた脚を一度胸の方向に寄せ、ゆっくり戻す。(脚の重みが腸骨に乗った感覚を得られればOK)
③ 太ももの裏側を伸ばすようにして、脚を左右交互にゆっくり小さく動かす。10秒間。(かかとを意識して足首に力を入れると、大腿二頭筋が伸びない)
④ 脚の重みを腸骨で感じながら、ゆっくり脚を下ろしていく。(腹筋で支えるとつらいうえに効果がない)
⑤ できるだけ、脚をゆっくり下ろしていく。
⑥ 下ろしたら、腰から力を抜き、下腹部に大きな息が入ればOKです。
これを、朝晩1回でOKです。ぜひお試しください。
動画はコチラ→「当院のグイグイ先生」