夏になると、裸足になることが多くなりますが、足の形をじっくりと見たことがありますか?
人間は歩く事を目的とするため、足の形は体全体のバランスを崩す原因にもなります。
正常な足の形は、指がまっすぐに伸びて指の先が丸くなって全体的に釣り合いが取れた状態になっています。そこで今回は、足によくある形をご紹介します。
外反母趾
親指が外側に向いた状態に加え、小指が内側に向いている。足の指が中心に集まっているような感じになっています。よく親指だけだと思いがちですが、小指も曲がってしまいます。痛みが無くても外反母趾になっていることもあります。
対処方法:指と指の間から足の甲にかけて広がるように押してから、足首を回しやすい方向に回します。タコができている場合は、削ってケアしましょう。
前屈趾
足の指が全体的に曲がった状態。足の指が地面をつかむような形になっています。
対処方法:指の裏を爪でゴリゴリと刺激して筋肉の緊張をとりましょう。
ヒール状足
足の甲がヒールを履いたときのように高くなっているが、足の先のほうは平らな状態。坐骨神経痛を起こしやすい足の形です。
対処方法:足の裏の中心から指3本分上をゆっくりと5回ほど押してから足首を回しやすい方向にまわします。
肉厚足
足の裏でも特に先の方が分厚くなっている状態。足の裏の肉が指側によって見えます。肩コリになりやすい足の形です。
対処方法:足の裏を押してから足の指を曲げたり伸ばしたりと、よく動かしましょう。
足の形は見た目だけでなく、慢性的な症状や体全体の疲れにも繋がります!
特に夏場は裸足になって冷やしてしまったり、サンダルや草履を履く機会が増えます。冷えに注意して、自分の足に合った履きやすいものを選びましょう。
動画:足の指のケアについて