内臓も筋肉も、使い続けると徐々に疲労し、緊張の度合いを増して「硬直」を起こします。それでもなお使い続けると、やがて萎縮し始め、あるときふっと「弛緩」してしまいます。
なので今回は、そんなゆるみきってしまった箇所に力を呼び戻すための体操を紹介します。
この体操で、肩から首にかけての硬直をほぐすとともに、力を失った腸骨に働きかけて力を集めます。
(手順)
① 足を肩幅に開き、両腕の力を抜いて下ろします。お尻を突き出すように腰を反らし、上体を少し前傾させます。
② 両腕は肩幅に開いたまま手のひらを上に向け、ひじを伸ばし、上げにくくなるところまで上げる。
③ 力を集まったのを感じながら指先方向にゆっくり小さく腕を伸ばします。左右交互に2~3回ずつ行い、疲れたら腕をゆっくり下ろします。
以上です。
ポイントは、ひっかかりを感じたところに力を集めることです。人によって異なります。
朝・晩各2回ずつでOKです。
かんたんなので、ぜひお試しください。