今回はやる気が出ないときについて、あさひ鍼灸整骨院の荒木がお送りします。
・ 産後に力を全て出し切ったとき。
・ すごくショックなことがあって落胆したとき。
・ 大切な人を失ったりしたとき。
こういった状態になったときは下腹の力が抜けます。
下腹とは正確には丹田といって、おへそと恥骨のちょうど中間のところにあります。
丹田を指で押すとズブズブっと入っていきます。 そういうときは力が抜けている状態と言えます。 何をやっても力が出なくて、やる気も出ません。
このように、力が抜けるときというのは『成長の節目』、『老化の節目』、などに起きる身体の再構築の過程です。
そういう時は無理に動こうとしないで、たっぷり休んでください。 何かをしようと思わなくても、やがて弾力は回復してきて元通りに体は修復されます。
この脱力状態は一見悪いことのように思えますが、
○ 身体の再構築
○ 集中力はなくなるが、執着心も薄くなるので視野が広がり、いろいろなものに対して寛容になる。
○ 人間関係が楽になり、交友関係が広がる。
○ 骨盤はゆるみきり、そのあと自ら縮み始める。 思い切りゆるんだ方がその後の縮み方が強くなり、集中力は高まる。
などの利点がたくさんあります。
人間誰しもが一生の間に、どうしても気合いの入らない時があります。
特別な理由がなくても力が抜けたり、今まで当たり前のように出来ていたことが出来なくなったり、常に眠くなったり、眠れなくなったり。。
そういう時は身体のサインだと思って、どうぞ思い切り休んでください。 遠慮はいりません。 そのうちに意欲も湧いてきますので。
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